リノベーションと私。Vol.06 プランニング その1「中古マンションならではの制約」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る
リノベーションと私。Vol.06 プランニング その1「中古マンションならではの制約」

理想の間取り

担当のプランナー氏と打ち合わせする前に私の希望をメールした。

  • 家全体を一つの大きな「箱」として統一感を持たせる。個室は寝室・トイレ・風呂のみで、それ以外の空間はシームレスに繋げる。
  • 庭に向けて抜け感を作り、閉塞感を持たせない。

大学の頃好きだった建築家・篠原一男やレムコールハースの施工例を添えて送った。

あとはPiterestで集めていた良い感じの部屋のイメージもまとめて送っておいた。
自分自身は一貫性がないと思っていたが、集めたイメージをあらためて見直すと「インダストリアル+ウッド+白壁」…みたいな異素材を組み合わせたものが多く、嗜好を客観的に確認する事ができた。

打ち合わせ

数日後リノベーション会社におもむき担当のプランナー氏と打ち合わせ。プランナー氏は30歳前後だろうか。痩せ型の男性で丸眼鏡が特徴的だ。先日送ったメールをもとに、ざっくりとした間取りのプランを3案提案してくれた。
端的に言うと、

A. ふつう(現在の間取りとほぼ変わらない)
B. Aのアップデート版
C. 斬新なやーつ

…と言う感じ。
これから各案の良いところを切り貼りしてブラッシュアップしていく事になる。

中古マンションならではの制約

フルリノベーションするからと言って何でも可能になるわけではなく制約も多い。

現時点で判明しているのは、

1.壁式構造問題
2.カビ問題
3.シャッター問題
4.電化製品問題

など。

1.壁式構造問題

要は壁が建物自体を支える壁式構造になっている。
庭が東側にあるのだが、南北に並行にある壁が全て耐力壁である為取り払えない。この時点で庭に向けての「抜け感」が若干厳しい。

2.カビ問題

内覧の時から気になっていたが壁の一部分のカビだ。通常はマンション等のコンクリート構造の場合はカビが出来にくいらしい。

しかも、カビができるとしても隣に部屋がない外壁側(うちは角部屋である)であれば、結露が原因でカビができる事もあるらしいのだが、今回カビが出来ているのは外壁側ではなく隣家と接している間仕切り壁である。原因はわからないが、長年換気せずずっと同じ場所に家具を置いていた為…とかだろうか。

通気性が問題なら、壁の中に断熱材を入れるとか窓を二重にするかすればある程度効果があるらしいが、原因が不明なので施策がない。

3.シャッター問題

本来マンションの規約で窓は改修してはいけないのだが、前住人である売主は共有部に面する全窓の外側にシルバーのシャッター式の窓枠を設置していた。購入時の条件で、この窓枠の撤去費は私が負担する事になっている。

もしかしてこのシャッターを締め切っていたのが原因でカビが発生したのではないか?憶測だが。

4.電化製品問題

IHのクッキングヒーターとディスポーザー(生ゴミ粉砕機)が設置できない。理由はわからないが使用する予定は無いので特に困りはしない。

…とまあ、もろもろウィークポイントがある訳だけれど、そこが面白いと思っている。古いものを完全にぶっ壊して新しいものを上書きするのでは面白くない。
建物がもつ制約や歴史をふまえ自分の暮らしにあった新しい形に作り直す。
つまりアイデアでアップデートする。わくわくする。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。